
『絆』から始まった今日のライブ。
この曲は通しで聴くのは初めてでしたが、一発で大好きになりました^^
「こんばんは、押尾コータローでーす!」
「この…押尾待ってたよーというのが伝わってきて、そうそうこれこれ、という感じです。」
「九州のタクシーの運転手さんはかっこいいですね。思わず『おっちゃん、かっこいいっすね。』って言いそうになりました。」
「キャンペーン行かせてもらうのはとても嬉しいことなんですが、たまに、もったいぶって紹介してくれる人とかいるんですよね。『押尾さん、今回のエターナルチェーンは1年8ヶ月振りのオリジナルフルアルバムということですが、その間一体何をされていたんですか?』と。…1年8ヶ月って言いますけど、僕その間に2枚アルバム出してるんですよ…。僕のリスペクトしている大好きなアーティストを呼んで、みんなでコラボレーションして作った『You&Me』。一緒にやれる人がいるっていいですね。バンドメンバーがいるときなんかは、せーので録ったりすることもあるんですが、大抵はじゃあドラムとギターとベースでまずやろうか、みたいなふうにやるんです。そしたら他のメンバーは休憩ができるんですよね。僕の場合1人なんで、僕が休憩したらみんな休憩なんです。先進まないんです。だからいつもフル稼働でやってるんですが…。それからラブソングばっかりを集めて作ったフルカバーアルバム『Tussie Muggie』というのがあるんですが、今回はその中から当然ながら2曲やりたいと思います。」
「宇多田ヒカルさんのファーストラブ…これ日本語に訳すと初恋です。初恋っていいですよね。聞くとなんかキュンッとします(←可愛い)。なんかもう字に書いただけで可愛いですよね、は、つ、こ、い、はわああっ!(←超可愛い)男の子より女の子のほうが初恋って早いんですよね。女の子が、あの人かっこいいーとか言ってる間、男の子はカードに夢中なんです。僕も集めてました。プロ野球カードとか大相撲カードとか。それをカードフォルダーに入れて眺めるんですよね。ああ、あとこれとこれだけ集めればコンプリートやな…とか。でもそうしてる内に、中1のときです。なんかこう胸が苦しくなることがあったんです。あれ、何なんやろうこれは…と思って。あのコちょっとかわええな…でもカードも気になるんです。ああでもかわええ…これは友だちに言うべきか言わないべきか。色々悩んで、ラブレターを書くことにしました。(会場どよめき)…ラブレターですよ?メールやないんです。まあメールも似たようなもんかもしれませんが。まず『すきです。』……この次なんて書いたらいいんやろ。好きになった理由を書く?『人目会ったその日から、恋の花咲く…』いやちゃうな。色々悩んでどうにか5、6行に纏めて過ぎの日靴箱に入れたんです。そしたらそれから女の子のほうは返事をくれようとこっちを気にかけてくれてるんですが、僕は返事聞くの怖いからずっと逃げてたんですよね。そんな感じで気付いたら…って感じです。手紙なんか入れなきゃよかったなあと。そんな甘酸っぱい初恋でした。」

「夢はいつかきっと叶うから。自分を信じて。絶対大丈夫だからね!」のあったかい言葉と共に
『Believe』。もうだめです涙腺崩壊。なにこのおじちゃん…かっこよすぎる。
ちなみに今回はデパちゃんのときと同様、ライブ→CDという順番で楽しもうとしていたのですが
『Snappy!』という曲には独特のパルマがあるらしく…、
「みなさんはアルバムを聴き込んできてくれてると思うので、できますよね?」
うわあああああああんんん超後悔!ほらこういうことがある…次回は必ずアルバムから…!
「まあ中には、私はライブで聴いてその後にアルバム聴きたいのーという人もいるかもしれませんからね。」
1回練習しましょう、ということでとりあえず一安心…?
「この曲の手拍子は4パターンあるんです。ファンクラブサイトのBBSに書き込みがあってですね、『スナッピーの手拍子の部分が、何度聴いてもよくわかりません。(←ちょっと高い声出して女の人っぽく^^)』と。そしたら(レスで?)『大丈夫。まずこの曲の手拍子には4つのパターンがあるんです。』と。へえ、4つのパターンがあんねや…と、自分で作った曲ながら。なので今からそのBBSにあった内容の通りやってみましょう。」
4パターンを今から覚えるなんて当然takaには無理でした^^^^^^
リベンジしたい^^^^^^まじで^^^^^^
『日曜日のビール』
可愛くて大好きな曲です。
パプースというミニギターで赤い椅子に座って演奏。
ウクレレも入っているというこの曲。ウクレレと言えばジェイク。
「僕の大好きなジェイクと一緒にやろうと思ったんですが…彼遠くにいるのでね。」
仕方ないので自分でやってみたら案外面白かったそうな。
コータローさんウクレレめちゃめちゃ上手ですもんね!よくあれでタッピングができる…。
この曲は途中から某ビール会社のCM曲、そしてマリオとのメドレーになりました(笑)。
ウクレレ無しバージョンも全然いけます。かわゆいかわゆい。
「のほほんとした曲」だそうです。表現もまたかわゆい…。
『Landscape』
やっっっっっっばいくらいかっこよかったです!
大好きで今回1番楽しみにしていた曲なので興奮は最高潮でした><
照明の点滅が大好き^^^^^^
そしてそしてコオロギ!待ってました!
ベース、エレキギター、三味線、フォークギター、鼓笛隊、ドラムの順番だったと思います。
思ったより長めに演奏してくれたベース、めちゃめちゃかっこよかったです。
エレキギターもかっこいい!ほんとにエレキギターみたいな音出すんですよねー。
よううつべとか見てるとたまに、あれ?ということもありますが今回はほんとにその楽器の音でした。
そしてなんとなんとエレキギターで演奏したのは20thセンチュリーボーイ!(カタカナ!笑)
パパも俺も(俺は香川さんのためですが)映画は大好きなのですごい嬉しかったです。
20センチュリーボーイ、バーン、スモークオンザの順番だったと思います。
フォークギターではお馴染みアリスのチャンピオン。
うま!めっちゃうま!渋いー!生でコータローさんの歌聴けてほんと幸せでした。
鼓笛隊は初めて聴きました。今までもやってませんよね?(たぶん…)
ぴょこぴょこ歩くのが可愛かったです。
最後ドラムス。やば、やば!かっこよすぎる!ほんっとにドラム聴いてるみたいでした。
Alwaysに入る前のトーク。
「今回もギターをたくさん持ってきました。自慢じゃないですよ。これはオールドのギターなんですが、1930年代に作られたものです。これがめちゃめちゃいい音なんです。めちゃめちゃいい音でめちゃめちゃ高いんです。古いもので高いって何やねんと。なんかプレミアとかついてるし。でも古けりゃ全部オールドってわけじゃないですよ。『俺が使ってるギターもう5年前に買ったもんやから俺のもオールドかな。』ってそれは違います。それは中古です。」
「最初は信じてなかったんですよ。押尾さんこれなんかどうですかーなんか言われても、嫌やわなんか古いしボロボロやし高いし…そんなこと言って実際弾こうとしたらえらいことですよ。ギターが全然鳴ってくれないんです、怒ってしまって。『俺は今は日本におるけどなあ、その前まではアメリカでデルタブルースやっててんやぞ。お前みたいな若造に弾かれたないねやー!』言うて。『お前なんかにバシバシパコパコ叩かれてたまるかい!』と。はわあ、すんません、って言って。大先輩ですからね。もう80歳くらいですから。それからちょっとずつ弾いていくうちにだんだん仲良しになるんです。『おお…なんや、わかっとるやないか。』って。それからはもう大親友です。」
「それでこれギブソンていうすごい有名なメーカーのギターなんですが、ヘッドのとこのロゴがなんか違うんです、『THE GIBSON』ってなんかTHE入ってて、僕が知ってるギブソンのロゴとは違うんで…これニセモノやないんかな…とか思ってたんですが、昔のギブソンはこうだったらしいです。」
このギブソンのオールドが本当に本当にいい音でした。
コータローさんのギターはどれもいいものばかりなので全部全部音はいいのですが
これは渋くて深くて、ギターに詳しくない俺でもすっかり惚れ込みました。
Alwaysも大好き!
「ギターを始めたのは中2のときです。中1が初恋で中2がギター、ギターを始めたのは女の子にモテるためです。とにかく異性を意識し出す年齢ですね。友だちが弾いてるの見て、かっこいいなって。女の子集まってきて『ねえあの曲弾ける?』『おお弾けるで、しゃあないな弾いたるわ。』つって弾いてるの見て、自分もやろうかなと思ったんです。家にギターがあったんですね、おかんがギター弾いていたので。で、それを借りて弾こうと思ったんですが…黒い、わんちゃんのワッペンが2つ貼ってあるんです。ださいなあ…このわんちゃんのワッペンさえなければなあ…と思って。『可愛いやないの(ちょっと怒り気味)。』と言われたんですが。」
「弾いてると指痛くなるんですよね。指痛いなあ…もうやめちゃおうかなあって思って。したら友だちにバレー部のキャプテンをしていた松尾って人がいたんですが、そいつが『おいギター続けてんのか。』って訊いてきて。『やめたで。だって指めっちゃ痛いねんもん、あんなん俺にはむりむり。』とものすごい根性ナシなこと言ったら松尾がえっらい怒って。『お前何言うてんねん!そんな根性ナシは俺嫌いやぞ!』って。それから毎日松尾が『おい練習してるか。』って訊いてくるんです。してないって言えないから、そんで僕嘘つけないんですよ、すぐ顔に出るから。だからしゃあないから毎日5分だけ練習しようと思って。『おい練習してるか。』『してるよ。』と言えるんでね。そしたらその5分間の積み重ねですよ。今じゃプロとしてギターを弾けるようになりました。松尾君には感謝です。」
「学生の頃はおかんがうるさくてたまらなかった」という話。
「おかんがいちいちうるさいんです。『歯磨きしたの?お風呂入ったん?ああしなさいこうしなさい…(ごめんなさい忘れました。もうちょっと長くコータローさんによるおかんのモノマネ)』って。それで高校卒業して専門学校入るときに一人暮らしをしたんです。そしたら僕は家では何もしない人だったんだなって思って。料理もしなかったし、洗濯も。お腹空いてもご飯出てこないですからね。洗濯物もどんどん溜まっていくし。そのとき初めておかんの有難味に気付きました。おかあちゃんごめんなさい。」
『Earth Angel』に入る前のMCで「地球はお母さんです。」とコータローさん。
「自分らのことももちろん大事やけど、まずお母さん大切にしてあげないと。お母さんがいるからこそ僕らはこうして生きてるんです。」と、もうちょっと長い良いお話。

「最後の曲です!」
嘘だろおおおおおおお!?という驚きの中『HARD RAIN』。
不朽の名曲です。だいすきだいすき!
演奏をしっかり聴いて幸せを噛み締めようと努力したんですが
「もう終わりなんて寂しい」という気持ちが多くて100%楽しめなかったように思います><
アンコールでは大大大好きな『Big Blue Ocean』。
コタロさんを知らない人に、こんな人だよと知ってもらうために聴いてもらう曲はいつもこれです。
それからウェーブ初参加!楽しかったです。
しかし座席があれなんです。開閉式?の。1回立つと閉じちゃうやつ。
端っこのほうだったので、往復のときはちょっと大変でした。座 れ な い ^^
ギター1本でこんなに素晴らしいライブができることにとっても感動しました。
「浪速の天才ギタリスト」の腕は本当にすごいですし、コタロさんの作る曲はどれも魅力的で大好きなので
生で聴けることの幸せはハンパなかったです。
今回行って本当に本当によかった。
たくさんいいお話、そして素敵な曲、演奏をどうもありがとうございました!一生大好きです!
おまけ。中華料理店でアルバイトしていた頃の押尾兄貴はロン毛(腰まで)だったそうで…想像できない。